ファッション甲子園からのお知らせ

ファッション甲子園2023ポスター等広報物原画が決定!!

第22回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園2023)ポスター等広報物原画審査会が行われました。今回、108作品(9校・7県)の応募があり、その中から最優秀賞1点・優秀賞3点の合計4点が選出されました。最優秀賞に選ばれた作品は、ファッション甲子園2023のポスターをはじめとするすべての広報物に使用されます。
たくさんのご応募、ありがとうございました!!


受賞作品

最優秀賞
想像
岡山県立興陽高等学校(2年)
篠原 希光(しのはら のぞみ)さん

タイトル:喜怒哀楽

作品アピールポイント:
ダルマが喜怒哀楽の表情を表現し、その感情は隣の女の子から出る色々な感情を表しています。
優秀賞
生命の息吹き
学校法人舘田学園五所川原第一高等学校(2年)
荒谷 心夢(あらや こゆめ)さん

タイトル:Color

作品アピールポイント:
たくさんの個性を持った人が同じ場所で、いろんな色に輝く姿や夢にまっすぐ向かっている様子を表現しました。3人の人は、性別も学年も関係なく協力しているチームをイメージして描きました。
優秀賞
true colors
岡山県立岡山南高等学校(1年)
井本千咲(いもと ちさき)さん

タイトル:可能性

作品アピールポイント:
無限の可能性と創造力をこの1枚に力強く表現しました。「自分の手で未来をつかむ」をイメージした構図です。
優秀賞
true colors
青森県立七戸高等学校(3年)
櫻田 瀬那(さくらだ せな)さん

作品名:ファッションのちから

作品アピールポイント:
「色々な場面での服装は、その時の装いによって気持ちを変化させることができる」をテーマに服装によって色んな自分になれるし、どんな服装をしていても全て自分という事を表現しました。

最優秀賞受賞者コメント

 この度は、輝かしい“最優秀賞”を受賞することができ、大変嬉しく思っています。私が被服デザイン科に入学したころは、絵を描くこともデザインを考えることもとても難しく、なかなかアイデアが浮かばず、大変苦労しました。そんな時に、声をかけてくださったのは優しく指導してくださる先生方や友人、家族でした。私は、先生方から教わったことやアドバイスなどを生かして「賞」を取りたいと思うようになりました。「賞」を取って、支えてくださった方々に恩返ししたい思い、今回のデザイン画には、特に力を入れて取り組みました。その結果、“最優秀賞”をいただくことができ、たくさんの方々に喜んでいただき、みんなの笑顔を見ることができ、私もたいへん嬉しかったです。今回のことで終わりではなく、今回のことを励みに、苦手な事にも挑戦し、努力し、今後、様々な方面に目を向け、目標に向かって頑張りたいと思います。ありがとうございました。
(最優秀賞 岡山県立興陽高等学校 2年 篠原希光さん)


最優秀賞作品講評

 今回の審査会では,応募作に「ファッション甲子園のポスター原画である」という意識が薄い印象でした。もう少しファッション的なイメージが欲しいと思います。
 その中でこの作品を選択しました。この作品もファッション関係のイメージが希薄です。しかし、他を圧倒するインパクトがありました。ポスター原画の大切な要素の一つに「アイキャッチ」があり、人目を引くというポスターの機能ではこのことが大切です。この作品のイメージはここが優れていたと思います。
 また、構成デザインとして人物の横顔と四つのダルマのイラストが、それぞれの位置関係をよく表現しています。ダルマの「喜、怒、哀、楽」の文字の入れ替え構成も意味がありそうと思わせることで,興味を湧かせる,注意を引くという大事な「アイキャッチ」があります。青森県のリンゴや、桜の花びらなどの地域性もあります。優れた作品です。
(石川善朗審査員/元弘前大学教育学部美術教育講座教授、弘前大学非常勤講師)

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